2017/10/18 (Wed) 21:00
テッド誕生祭ラストの作品です。
最初の動画部分は、物語の終わりと始まりの境目。
テッドさんがいる荒野で、彼は『何か』と戦ってた。『何か』が何なのかは決めてない。
けれどその最中、テッドさんはイアを失ってしまうんですね。
奪われたというか。そして、テッドさんは敗北し、逃げてきた。
もしかしたらイアたんが自分の身と引き換えにテッドさんを逃がしたのかもしれない(決まってない)
すべてを失い、ただ当てもなく彷徨っていたテッドさんはとある町に辿り着く。
意味もない訪れだった。ただ通り過ぎるだけ、一時的に身を寄せるだけの街。だからテッドさんは周りを見てないんですね。だって同でも良かったから。
イアのいない世界で、ただ生きているだけ。
そんな街にまきなちゃんが住んでた。
いつも通る道をいつものように歩いてた。『日常』は変わらずそこにあって、ふと見上げた空から雪が降ってきて、あぁ、もう冬になるのか、そんな事を思ってた。
そして二人が出会う。
ただ通り過ぎるだけだった。見知らぬ人で終わる筈だった。
でも、ふと顔をあげたその先にお互いがいて、目が合ってしまうんですね。
そうして、この物語は幕を開けていく。歌詞とおんなじ。
そしてテッドさんはまきなちゃんと仲良くなり、二人は恋人同士になるわけですが、テッドさんはイアの事を忘れていない。
ふとした時に思い出して遠い目をするんです。イアの事を思い出してる。
いつも傍にいたまきなちゃんは、当然そんなテッドさんの仕草に気付く。
恋人を失った事は知ってる。そして、どこか切なそうに、愛しそうに見るその瞳にイアの影を見てしまう。
ずっと傍にいるのに、彼はまだ彼女の事が好きなんだ、って。
両想いなのに、片思いをしているようなそんな気持ち。
そしてまきなちゃんの不安は現実になる。
時空を超えて飛んできたイアのヘルプコールをテッドさんが受け取ってしまうんですね。
もうイアはいない、二度と会えないんだって思ってたテッドさんはそれに酷く動揺するんです。
だってもしかしたらイアを取り戻せるかもしれない、そんな希望を感じたから。
死んでしまったとさえ思ってた人が生きていた。その事実にも。
けれどもうこの時、テッドさんはまきなちゃんと恋人同士になってた。
だからテッドさんは物凄く悩むわけです。
まきなちゃんの事が好き。けど、イアを忘れられない。まだ、彼女を想う自分がいる。
イアを取ればまきなちゃんを捨てる事になる。まきなちゃんを取れば、イアを見殺しにする事になる。
どちらも取れない選択肢の中、物凄くテッドさんは悩んでた。だってどっちも好きだから。
テッドさんが下した決断は、まきなと別れてイアを取り戻す事。
多分、迷うテッドさんの背中を押したのはまきなちゃん自身かもしれない。
テッドさんが心の奥ではまだイアの事が好きだと思ってる事を感じていたから。
そうして、テッドさんはイアのいる所へ真っ直ぐに向かうんですね。
まきなちゃんを捨てた自分に出来るのは、それだけだと。まきなちゃんの気持ちに応えるためにも。
イアを失ったテッドさんはずっと寂しかった。
ずっと傍にいてくれた彼女がいない時はとても孤独だった。
この辺は歌詞にも絡めてある。
けれどそんな孤独だったテッドさんを支えたのは、やっぱり愛した人だった。そんなシーン。
此処に出てくる指輪は、最初イアの指輪にしようかと思ってたんだけど、まきなちゃんとどっちにもとれるようにしたくて、普通の指輪になりました。
テッドさんが恋人に贈った指輪。だからちょっと小さめ。
過去のシーンとして、イアに贈ったものでもいいし、未来のシーンでまきなちゃんから返された指輪でもいい。
確かにテッドさんはどちらも愛していたから。
間奏のシーンは、テッドさんが旅立つその直前のシーン。つまりまきなちゃんと別れるシーン。
さよならってテッドさんは告げた。
イアの元に行く事、まきなちゃんともう一緒にはいられない事。それも全部ちゃんと彼女に告げて。
そして、最後に別れのキスをした。そんなイメージ。
最後だから、この時だけはちゃんとテッドさんはまきなちゃんだけを見てた。まきなちゃんを愛してくれた、まきなちゃんだけのテッドさんだった。
そうしてまきなちゃんと別れたテッドさんは再びあの荒野に戻り、ひたすらイアを求めて戦い続けた。
例え命を落としても構わない、そんな決意で。
そんな戦いの中、やっとテッドさんは捕らわれたままのイアを見つけ、その手に取り戻すのでした。
で、最後。
まきなちゃんとテッドさんが交互に入るこのシーン。
テッドさんは取り戻したイアをもと二度と離さない。そして愛していると告げるように口付けた。
そんな幸せ一杯のテッドさんの裏で、まきなちゃんはひたすら祈った。
つかここのシーンのまきなちゃんはテッドさんと別れた後でも前でもどっちでもいい。どちらにもなるように作ってある。
ラストのサビの歌詞
『誰もみな泣いている だけど信じていたい
だから祈っているよ これが最後の恋であるように』
これがこの物語のまきなちゃんの気持ちすべて。
まきなちゃんが祈った『恋』が自分とテッドさんとの恋なのか。それともテッドさんとイアとの恋なのか。
テッドさんに恋したまきなちゃんが、この恋が最後になりますように、と幸せそうに祈るというのと
再びイアと巡り合ったテッドさんがまた悲しい思いをしなくてもいいように、二人の恋が終わりませんように、と祈る
その二つの意味をこめたシーン。
だからまきなちゃんの顔が出てこないんですね。
祈るまきなちゃんは笑っているのか、泣いているのか。そのどちらでもとれるように。
最後。
うちのまきなちゃんはとっても前向きで、ポジティブ。
この恋は悲恋で終わってしまったけれどでも前を向いて歩かなきゃって笑える、そんな強さを持ってる。
そして、テッドさんはそんなまきなちゃんが大好きだったんです。
もう抱き合う事の出来ない二人だから背中合わせ。
もしかしたら生きてる世界そのものが違う二人だったかもなぁ、なんて。
だからもう二度とまきなちゃんはテッドさんに会う事はないんだろうなって。
彼は元の世界に帰ってしまったんだから。
そんな妄想が捗った、そんなPVでした。
最初の動画部分は、物語の終わりと始まりの境目。
テッドさんがいる荒野で、彼は『何か』と戦ってた。『何か』が何なのかは決めてない。
けれどその最中、テッドさんはイアを失ってしまうんですね。
奪われたというか。そして、テッドさんは敗北し、逃げてきた。
もしかしたらイアたんが自分の身と引き換えにテッドさんを逃がしたのかもしれない(決まってない)
すべてを失い、ただ当てもなく彷徨っていたテッドさんはとある町に辿り着く。
意味もない訪れだった。ただ通り過ぎるだけ、一時的に身を寄せるだけの街。だからテッドさんは周りを見てないんですね。だって同でも良かったから。
イアのいない世界で、ただ生きているだけ。
そんな街にまきなちゃんが住んでた。
いつも通る道をいつものように歩いてた。『日常』は変わらずそこにあって、ふと見上げた空から雪が降ってきて、あぁ、もう冬になるのか、そんな事を思ってた。
そして二人が出会う。
ただ通り過ぎるだけだった。見知らぬ人で終わる筈だった。
でも、ふと顔をあげたその先にお互いがいて、目が合ってしまうんですね。
そうして、この物語は幕を開けていく。歌詞とおんなじ。
そしてテッドさんはまきなちゃんと仲良くなり、二人は恋人同士になるわけですが、テッドさんはイアの事を忘れていない。
ふとした時に思い出して遠い目をするんです。イアの事を思い出してる。
いつも傍にいたまきなちゃんは、当然そんなテッドさんの仕草に気付く。
恋人を失った事は知ってる。そして、どこか切なそうに、愛しそうに見るその瞳にイアの影を見てしまう。
ずっと傍にいるのに、彼はまだ彼女の事が好きなんだ、って。
両想いなのに、片思いをしているようなそんな気持ち。
そしてまきなちゃんの不安は現実になる。
時空を超えて飛んできたイアのヘルプコールをテッドさんが受け取ってしまうんですね。
もうイアはいない、二度と会えないんだって思ってたテッドさんはそれに酷く動揺するんです。
だってもしかしたらイアを取り戻せるかもしれない、そんな希望を感じたから。
死んでしまったとさえ思ってた人が生きていた。その事実にも。
けれどもうこの時、テッドさんはまきなちゃんと恋人同士になってた。
だからテッドさんは物凄く悩むわけです。
まきなちゃんの事が好き。けど、イアを忘れられない。まだ、彼女を想う自分がいる。
イアを取ればまきなちゃんを捨てる事になる。まきなちゃんを取れば、イアを見殺しにする事になる。
どちらも取れない選択肢の中、物凄くテッドさんは悩んでた。だってどっちも好きだから。
テッドさんが下した決断は、まきなと別れてイアを取り戻す事。
多分、迷うテッドさんの背中を押したのはまきなちゃん自身かもしれない。
テッドさんが心の奥ではまだイアの事が好きだと思ってる事を感じていたから。
そうして、テッドさんはイアのいる所へ真っ直ぐに向かうんですね。
まきなちゃんを捨てた自分に出来るのは、それだけだと。まきなちゃんの気持ちに応えるためにも。
イアを失ったテッドさんはずっと寂しかった。
ずっと傍にいてくれた彼女がいない時はとても孤独だった。
この辺は歌詞にも絡めてある。
けれどそんな孤独だったテッドさんを支えたのは、やっぱり愛した人だった。そんなシーン。
此処に出てくる指輪は、最初イアの指輪にしようかと思ってたんだけど、まきなちゃんとどっちにもとれるようにしたくて、普通の指輪になりました。
テッドさんが恋人に贈った指輪。だからちょっと小さめ。
過去のシーンとして、イアに贈ったものでもいいし、未来のシーンでまきなちゃんから返された指輪でもいい。
確かにテッドさんはどちらも愛していたから。
間奏のシーンは、テッドさんが旅立つその直前のシーン。つまりまきなちゃんと別れるシーン。
さよならってテッドさんは告げた。
イアの元に行く事、まきなちゃんともう一緒にはいられない事。それも全部ちゃんと彼女に告げて。
そして、最後に別れのキスをした。そんなイメージ。
最後だから、この時だけはちゃんとテッドさんはまきなちゃんだけを見てた。まきなちゃんを愛してくれた、まきなちゃんだけのテッドさんだった。
そうしてまきなちゃんと別れたテッドさんは再びあの荒野に戻り、ひたすらイアを求めて戦い続けた。
例え命を落としても構わない、そんな決意で。
そんな戦いの中、やっとテッドさんは捕らわれたままのイアを見つけ、その手に取り戻すのでした。
で、最後。
まきなちゃんとテッドさんが交互に入るこのシーン。
テッドさんは取り戻したイアをもと二度と離さない。そして愛していると告げるように口付けた。
そんな幸せ一杯のテッドさんの裏で、まきなちゃんはひたすら祈った。
つかここのシーンのまきなちゃんはテッドさんと別れた後でも前でもどっちでもいい。どちらにもなるように作ってある。
ラストのサビの歌詞
『誰もみな泣いている だけど信じていたい
だから祈っているよ これが最後の恋であるように』
これがこの物語のまきなちゃんの気持ちすべて。
まきなちゃんが祈った『恋』が自分とテッドさんとの恋なのか。それともテッドさんとイアとの恋なのか。
テッドさんに恋したまきなちゃんが、この恋が最後になりますように、と幸せそうに祈るというのと
再びイアと巡り合ったテッドさんがまた悲しい思いをしなくてもいいように、二人の恋が終わりませんように、と祈る
その二つの意味をこめたシーン。
だからまきなちゃんの顔が出てこないんですね。
祈るまきなちゃんは笑っているのか、泣いているのか。そのどちらでもとれるように。
最後。
うちのまきなちゃんはとっても前向きで、ポジティブ。
この恋は悲恋で終わってしまったけれどでも前を向いて歩かなきゃって笑える、そんな強さを持ってる。
そして、テッドさんはそんなまきなちゃんが大好きだったんです。
もう抱き合う事の出来ない二人だから背中合わせ。
もしかしたら生きてる世界そのものが違う二人だったかもなぁ、なんて。
だからもう二度とまきなちゃんはテッドさんに会う事はないんだろうなって。
彼は元の世界に帰ってしまったんだから。
そんな妄想が捗った、そんなPVでした。
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