2013/03/08 (Fri) 21:25
今日アップしたこの動画についてのお話。
というか妄想。
原曲の解説によると、電脳世界を支配する少女は大戦だかで命を落とした少女だとかで。
なんでこの曲でもイアたんは現実世界では命を落としています。
んでざざーっと妄想していったわけなんですが。
まず。
その電脳世界を支配するのはイアたんです。
テッドさんはイアたんを補佐する存在。イアたんの行く手を遮るものを切り裂き、彼女が自由に飛べるように道を整える役割を持っていたんですね。
そもそもこの二人は一対の存在です。
テッドさんはゼロを司り、イアたんはイチを司る(動画の歌詞で二人が個別に出てくるのはその所為)
なんで破壊を象徴するゼロを持つテッドさんには様々な能力を与えられています。すべて『壊す』為の力。
ファイヤーウォールみたいにイアたんを外的からまもる為にも壊す力は必要だったんですね。
イチが象徴するのは『再生』。だから男のテッドさんはゼロであり、女のイアたんがイチなのです。
まあそもそもキメラであるテッドさんはイメージ的にマイナスのイメージなんだけど……まぁ、それはとりあえず置いておく。
そうして電脳世界を支配し、人が平穏に暮らしていけるよう二人は調整をしながら生きてきたわけです。
だけど。二人はある時気付いてしまうんですね。人と言う者がなんなのか。
此処で二人のシステムにバグが生じ、やがて狂っていく。その影響を最も受けたのはテッドさんの方です。
もともとオフェンスの力に長けたテッドさんはその分マイナス面が強く、暴走しやすい。それを押さえる為にイアたんがいたわけでもあるんですが、イアたんも『対』の存在であるが故に、テッドさんの影響を受けやすい。
そうして暴走を始めた二人は、世界を壊し始めるわけです。
正確には世界の破滅を望んだのはテッドさんで、イアたんはその手伝いをしたようなものですが。電脳世界を実質的に支配してるのはイアたんなので、イアたんが阻止すればいくらテッドさんが破壊しても世界を崩す事は出来ないから。
テッドさんが世界を壊したかった一番の理由は、現実世界に置いてきたはずの感情と記憶を引き継いでしまったから。
現実世界で、テッドさんは目の前でイアたんを失ってる。彼女の亡骸をその腕に抱いた記憶があるから、人に対して物凄く強い憎しみを抱いている。
人の所為でイアたんは命を落としてしまったから。
イアたんはテッドさんより先に死んでしまったので、その感情は無いんですね。だから記憶を蘇らせたテッドさんだけがまず暴走した。
そうして彼は『ウイルス』となり、メインコンピューターであるイアたんまで侵し始めていく。
これがイアたんが暴走した一番の理由。テッドさんはイアたんと繋がっているから、その中枢に難なく入り込めてしまったわけですね。
ちなみにイアたんが殺された後、テッドさんもまた殺されています。
そして、二人は電脳世界の終演を望み、命を奪い閉じこめた人間達に復讐を始めていく。
街は壊され、『世界』は機能を失う。
電脳世界を壊す、という事はそこに組み込まれている二人もまた命を落とす事になってしまうのだけれど(二人はその電脳世界の基盤として組み込まれているから、その世界から逃げられない)二人は自分達の命をかけてでも破滅を望んだのでした。
ラスト。廃墟と化した街にはもう誰一人として人間は残っていない。一人残らずバグった世界から逃げ出して、そこにはテッドさんとイアたんの二人しか残っていない。
動画では二人の背中しか写ってませんが、最初の予定ではテッドさんの腕に抱かれたイアたんが、彼に寄り添って目を閉じるシーンで終わるはずでした。……無理でした(笑)
腕に抱くポーズは物凄くめんどくさいので、腕に抱き上げる所で力尽きました。……動画に出でこないけど!出てこないけど!!!(涙)
すっごいめんどかったのに!!!!
なんでここにぺたり。
人物が二人密着するポーズは貫通しまくるし、剛体の関係で物理演算が暴走しまくるので、物凄い面倒なんですよ……でもやるけど。
最初の予定ではもっと色々と動きまくるつもりだったけど……無理でした。根気無い。
でもある程度はイメージに近く作れたんじゃないかなと思ってます。寝かせすぎて大部分忘れ(黙)
ずーっとずーっと作りたくて歌わせたくて仕方なかった曲だったので、とりあえず満足。
そしてPCのスペックが足りなくて編集中、なんど諦めた効果が合った事か……重いし動かないしで。
でも楽しかったからいいか。
そういや、これ。後半のテッドさんのソロ部分(傷付け合う幻想なら~の所)テッドさん、囁き音源使ってるんだけど、ウイスパー系だからうしろのミクに負ける負けるwwwww
でもイメージ的に此処はどうしても囁き音源にしたかったので、仕方なくそのままです。
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